windows機能の検索による起動
Windows10におけるwindows機能のコマンドによる検索方法を紹介します。
新しいOSになって探す場所がわからない場合や、メニューから探すのが面倒で起動したいものが明確になっているような場合、この機能による検索の方が早い場合があります。
以前のwindowsからある「ファイル名を指定して実行」(windowsキー+R)とは異なり、正確なワード出なくても検索ができる点と、近似も検索結果として表示される点がより使いやすい点であると感じています。
まずはタスクバーの虫眼鏡マークをクリックします。
そうすると以下のような検索ウインドウが表示されます。
例としてコマンドプロンプトは「cmd」と打つことで検索できます。
日本語でも検索は可能で、完全に入力せず打ちかけでも内容によってはアイコン付きで検索してくれたり、「web」と打ったら「InternetExplorer」が出たり近いワードでも検索できるので、使い勝手はいい気がします。
また、「regedit」のようなコマンドだったり、Web検索は検索結果をカーソルで選択でき、右側に伸びるウインドウより、簡易検索を確認できます。
では起動するアプリ・サービスと検索ワードについて箇条書きでまとめます。
[起動するアプリやサービス]:[コマンド、関連ワード]
- PC(エクスプローラ):PC
- コマンドプロンプト:cmd、プロンプト
- コントロールパネル:control、コンパネ
- メモ帳:notepad、メモ
- ペイント:paint
- 管理ツール:admin
- サービス:service
- イベント ビューアー:eventvwr ※イベント
- グループポリシーの編集:gpedit
- コンピュータの管理:compmgmt
- ODBCデータソース(x32/x64):odbc
- リモートデスクトップ:remote
- WindowsDefender:defender
- WindowsPowerShell:power
- regedit:regedit
- MS Word:word、ワード、doc
- MS Excel:excel、エクセル
- MS PowerPoint:powerpoint、パワーポイント、ppt
使い方次第といえばそうなのですが、「ファイル名を指定して実行」と比較した場合、より少ないワードまたは正確でない関連するようなワードでも検索できる点は利点になりうると思います。
しかし「ファイル名を指定して実行」はその名の通り実行までをしてくれるのですがこの検索機能は検索までですので、実行にはもう1アクション必要な点が面倒になるかもしれません。
自分はよくコマンドプロント、管理ツール、リモートデスクトップ接続に利用しています。